ドイツ語の「ありがとう」と挨拶こんにちは・すみません・いくらですかまで、カタカナ読みつき
ドイツ語は Bitte という1語がおそろしく守備範囲の広い言葉です。Danke と Bitte の2つだけで、旅行中のやりとりのかなりの部分が回ります。 ドイツ、オーストリア、スイスで実際に使う18のフレーズを、覚える順に並べました。相手から言われる側のフレーズも入れてあります。
ドイツ語で「ありがとう」
Danke
ダンケ
丁寧にするなら Danke schön(ダンケ シェーン)、強めなら Vielen Dank(フィーレン ダンク)。
ありがとう
Danke
ダンケ
こんにちは
Guten Tag
グーテン ターク
くだけた場面なら Hallo(ハロー)。南ドイツ・オーストリアは Grüß Gott(グリュース ゴット)。
お願いします / どうぞ / どういたしまして
Bitte
ビッテ
1語で4役こなす、いちばん使う言葉です。
すみません
Entschuldigung
エントシュルディグング
長いので言いにくければ Entschuldigen Sie の代わりに Verzeihung(フェアツァイウング)でも通じます。
はい / いいえ
Ja / Nein
ヤー / ナイン
カタカナは通じる範囲の近似です。 ドイツ語はつづりと読みの対応が規則的で、ローマ字に近い感覚で読めます。注意するのは ei をアイ、ie をイー、eu をオイ、sch をシュ、v をフと読むところくらいです(Wein はヴァイン、Bier はビーア)。カタカナ読みで十分に通じます。
ドイツ語は、この5つだけ覚えれば足りる
出発前に単語帳を1冊やる必要はありません。旅行中に本当に使うのは、次の5つの型だけです。上の一覧の「まずこの5つ」に並べてあります。
- ありがとう … いちばん使います。1語しか覚えられないならこれにしてください。
- こんにちは … 店や施設に入った瞬間に言う一言です。言うか言わないかで対応が変わります。
- すみません … 人を呼ぶときと謝るときで別の語になる言語があります。上の一覧で確認してください。
- いくらですか … 買い物と食事で必ず要ります。数字が聞き取れなくても、指で示してもらえます。
- わかりません … これが言えないと、分かったふりをして間違った方向に進むことになります。
数を増やすより、この5つを考えずに言える状態にするほうが効きます。暗記した20個より、口が覚えた5個のほうが現地では役に立ちます。
Bitte だけで4役こなす
Bitte(ビッテ)は「お願いします」「どうぞ」「どういたしまして」「もう一度言ってください」の4つを1語でこなします。Danke と言われたら Bitte と返す、頼みごとの最後に Bitte を付ける、物を渡すときに Bitte と言う。これだけで会話が回ります。もうひとつ、レストランでは会計時に必ず Zusammen oder getrennt?(ツザメン オーダー ゲトレント、一緒ですか別々ですか)と聞かれます。Zusammen(一緒)か Getrennt(別々)と答えてください。南ドイツとオーストリアでは Guten Tag の代わりに Grüß Gott(グリュース ゴット)が使われます。
いちばん困るのは、話せないことではなく聞き取れないこと
旅行のフレーズ集はほとんどが「自分が言う側」しか載せていません。ところが実際に固まるのは、こちらが言ったあと相手が返してきた瞬間です。人数を聞かれる、持ち帰りかを聞かれる、支払い方法を聞かれる。ここで黙ると会話が止まり、分かったふりをすると間違った結果になります。
救いは、旅行で返ってくるパターンは多くないことです。上の一覧で「言われる」を選ぶと、ドイツ、オーストリア、スイスで実際に返ってくる側のフレーズだけを表示できます。先に目を通しておくだけで、固まる回数がはっきり減ります。
それでも聞き取れなければ、書いてもらうのがいちばん早いです。数字や地名は、耳より目のほうが確実です。
発音は、正確さより言い切ることのほうが大事
ドイツ語はつづりと読みの対応が規則的で、ローマ字に近い感覚で読めます。注意するのは ei をアイ、ie をイー、eu をオイ、sch をシュ、v をフと読むところくらいです(Wein はヴァイン、Bier はビーア)。カタカナ読みで十分に通じます。
うまく言えない不安から小声になると、かえって通じません。短く、はっきり、ひと息で言い切ってください。相手はあなたがドイツ語の学習者だと分かっていますし、通じなければ聞き返してくれます。通じなかったときのために、現地語の表記をコピーしてスマホに残しておくと確実です。
英語も使う予定なら
ドイツ、オーストリア、スイスでも、観光地やホテルでは英語が通じる場面が多くあります。入国審査やレストラン、トラブル対応で使う英語のフレーズは旅行英会話 フレーズ集にまとめてあります。こちらも「聞かれる側」のフレーズを収録しています。
ほかの言語のあいさつ
よくある質問
Q.ドイツ語で「ありがとう」は何と言いますか?
Danke(ダンケ)です。丁寧にするなら Danke schön(ダンケ シェーン)、強めなら Vielen Dank(フィーレン ダンク)。ドイツ語を1語だけ覚えて行くなら、これを選んでください。会計のとき、道を教えてもらったとき、席を譲ってもらったときに、これだけで場が変わります。
Q.カタカナ読みだけで通じますか?
ドイツ語はつづりと読みの対応が規則的で、ローマ字に近い感覚で読めます。注意するのは ei をアイ、ie をイー、eu をオイ、sch をシュ、v をフと読むところくらいです(Wein はヴァイン、Bier はビーア)。カタカナ読みで十分に通じます。
Q.出発前にいくつ覚えていけばいいですか?
5つで十分です。ありがとう、こんにちは、すみません、いくらですか、わかりません。この5つがあれば、旅行中に必要な場面のほとんどは回ります。数を増やすより、この5つを何も考えずに口から出せる状態にするほうが効きます。逆に20個を暗記しても、現地でとっさに出てこなければ0個と同じです。
Q.翻訳アプリがあるのに、覚える意味はありますか?
用件を伝えるだけなら翻訳アプリで足ります。それでも自分で言う人が多いのは、扱いが変わるからです。米国の調査会社 Preply が2025年に米国の成人1,526人に聞いた調査では、旅行先で現地の言葉を使った人の47パーセントが「現地の人からより良い扱いを受けた」と答えています。同じ調査で「旅行前にフレーズを学ぶのは重要」と答えた人は80パーセント、実際にやった人は58パーセントでした。ひとことのあいさつは、伝達の手段というより、相手への態度の表明として働きます。
Q.こちらが話せても、相手の返事が聞き取れません。
これが旅行でいちばん多いつまずきです。フレーズ集は「自分が言う側」しか載せていないことが多いので、聞かれた瞬間に固まります。このページでは「言われる」で絞り込むと、ドイツ、オーストリア、スイスで実際に返ってくる側のフレーズだけを表示できます。人数を聞かれる、持ち帰りかを聞かれる、支払い方法を聞かれる。返ってくるパターンはそれほど多くありません。先に見ておくだけで固まる回数が減ります。
Q.このページはスマホで見返せますか?
はい。ブラウザの中だけで動き、サーバーへの問い合わせもアカウント登録もありません。出発前に一度開いておけば、機内や電波の弱い場所でも読み返せることが多いです。現地語の表記はコピーボタンでコピーできるので、発音で通じないときは画面を見せてください。
覚えたはずの一言は、声にしないと出てこない
読んで分かることと、現地でとっさに口から出ることは別です。Inko なら1日60秒、AI 相手にドイツ語をそのまま声に出して練習できます。言えなかった言い方はあとでノートに残るので、出発前の1週間だけでも効きます。