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役職・部署の英語 一覧訳し分けと、名刺・メールでの使い方つき

役職79件と部署名56件の英語表記を、日本語でも英語でも検索できます。日本語の役職と英語の肩書きは1対1で対応しないので、候補を複数並べたうえで「どんな会社でどの訳を使うか」まで書いています。

79 件(全 79 件)

会長

チェアマン

  • 迷ったらこれChairman
  • ほかにChairperson
  • ほかにChair
経営・役員

日系・外資とも共通。社外文書や英文名刺では Chairperson か Chair を選ぶ会社が増えている。

注意 Chairman は男性を指す語なので、女性の会長には Chairwoman か、性別を含まない Chairperson / Chair を使う。

取締役会長

チェアマン オブ ザ ボード

  • 迷ったらこれChairman of the Board
  • ほかにBoard Chair
経営・役員

取締役会の議長を務める会長。取締役会を持つ会社の正式表記。

注意 肩書きだけの名誉会長とは別物。取締役会の議長かどうかで英語を変える。

名誉会長

オナラリー チェアマン

  • 迷ったらこれHonorary Chairman
  • ほかにChairman Emeritus
経営・役員

経営から退いた創業者などに付ける日系企業の肩書き。

注意 Emeritus は「退いた後も敬称として残る」という意味。現役の経営責任者には使わない。

社長

プレジデント

  • 迷ったらこれPresident
  • ほかにCEO
  • ほかにPresident and CEO
経営・役員

日系企業の英文名刺では President が定番。海外の相手に「トップである」と伝わるのは CEO のほう。

注意 President と CEO は別の概念。アメリカでは President が CEO の下(No.2)を指す会社も多いので、トップであることを伝えたいなら President and CEO と併記するのが安全。

代表取締役

レプリゼンタティブ ディレクター

  • 迷ったらこれRepresentative Director
経営・役員

日本の会社法の役職なので、直訳の Representative Director が定訳。契約書・登記関連では必ずこれ。

注意 英語圏に同じ制度が無い。会社を単独で代表して契約に署名できる立場だと、必要なら一言補足する。

代表取締役社長

プレジデント アンド レプリゼンタティブ ディレクター

  • 迷ったらこれPresident and Representative Director
  • ほかにPresident and CEO
経営・役員

契約書・登記には President and Representative Director。名刺やプロフィールでは President and CEO のほうが伝わる。

注意 英文名刺で両方書くと長すぎるので、名刺は President and CEO、契約書は Representative Director と使い分けている会社が多い。

副社長

エグゼクティブ バイス プレジデント

  • 迷ったらこれExecutive Vice President
  • ほかにSenior Executive Vice President
経営・役員

日系の大企業で社長に次ぐ役職。略して EVP と書くこともある。

注意 単なる Vice President だと、外資系では部長〜本部長クラスに見える。副社長には Executive を付ける。

専務取締役

シニア マネージング ディレクター

  • 迷ったらこれSenior Managing Director
  • ほかにExecutive Vice President
経営・役員

日系企業の序列(会長 > 社長 > 副社長 > 専務 > 常務)を英語で示すときの定番訳。

注意 海外の相手には序列が伝わらない。実務では Executive Vice President のほうが立場が想像しやすい。

常務取締役

マネージング ディレクター

  • 迷ったらこれManaging Director
  • ほかにSenior Vice President
経営・役員

専務の下、取締役の上位。日系企業の英文表記では Managing Director が伝統的。

注意 投資銀行やコンサルでは Managing Director が最上位クラスを指すため、業界によって重みが変わる。

取締役

ディレクター

  • 迷ったらこれDirector
  • ほかにMember of the Board
経営・役員

取締役会(Board of Directors)のメンバー。会社法上の役職。

注意 ここが日本語と英語で最もねじれる。外資系の Director は部長クラスの管理職であって取締役ではない。取締役の意味だと伝えたいときは Member of the Board や Board Director と書く。

社外取締役

アウトサイド ディレクター

  • 迷ったらこれOutside Director
  • ほかにNon-Executive Director
  • ほかにIndependent Director
経営・役員

日本の開示書類では Outside Director。イギリス系の相手には Non-Executive Director が通じやすい。

注意 独立性を強調するときは Independent Director。日本の「独立社外取締役」がこれにあたる。

執行役員

エグゼクティブ オフィサー

  • 迷ったらこれExecutive Officer
  • ほかにCorporate Officer
経営・役員

取締役ではないが経営の執行を担う日系企業の役職。多くの会社で本部長クラスが兼ねる。

注意 取締役会のメンバーではないので Director と訳さない。英語圏の相手には senior executive(役員クラス)と補足すると伝わる。

執行役

エグゼクティブ オフィサー

  • 迷ったらこれExecutive Officer
経営・役員

指名委員会等設置会社にだけ置かれる会社法上の役職。執行役員(法律上の役職ではない)とは別物。

注意 日本語では一文字違いだが法的な位置づけが違う。開示書類では会社の英文表記に必ず合わせる。

監査役

コーポレート オーディター

  • 迷ったらこれCorporate Auditor
  • ほかにStatutory Auditor
  • ほかにAudit and Supervisory Board Member
経営・役員

日本の会社法の役職。有価証券報告書の英訳では Audit and Supervisory Board Member が正式表記。

注意 Auditor だけだと外部の会計監査人(監査法人)と混同される。Corporate や Statutory を必ず付ける。

常勤監査役

フルタイム コーポレート オーディター

  • 迷ったらこれFull-time Corporate Auditor
経営・役員

常勤か非常勤かを区別する日系企業の開示表記。

顧問

アドバイザー

  • 迷ったらこれAdvisor
  • ほかにSenior Advisor
  • ほかにConsultant
経営・役員

外部の専門家にも、退任した役員にも使われる。どちらかで英語の印象が変わる。

注意 経営に指示を出す立場ではないので、Executive や Officer を付けない。英語では Adviser とつづることもあり、どちらも正しい。

相談役

シニア アドバイザー

  • 迷ったらこれSenior Advisor
  • ほかにCounselor
経営・役員

退任した社長・会長に付ける日系企業特有の肩書き。

注意 英語圏にほぼ無い概念。名刺に書くなら Senior Advisor が無難で、それ以上の説明は口頭で足す。

フェロー

フェロー

  • 迷ったらこれFellow
  • ほかにCorporate Fellow
経営・役員

研究職・技術職で役員待遇の専門家に付ける。メーカーやIT企業に多い。

注意 管理職ではなく専門性への称号。部下の人数を聞かれる肩書きではない。

CEO(最高経営責任者)

チーフ エグゼクティブ オフィサー

  • 迷ったらこれChief Executive Officer
  • ほかにCEO
CxO(最高〇〇責任者)

会社の最終的な意思決定者。海外の相手に「この人がトップ」と最も速く伝わる肩書き。

注意 日本の会社法には CEO という役職が無い。法的な代表権は代表取締役にあるので、契約書では代表取締役の表記を使う。

COO(最高執行責任者)

チーフ オペレーティング オフィサー

  • 迷ったらこれChief Operating Officer
  • ほかにCOO
CxO(最高〇〇責任者)

事業の日々の運営を統括する役職。CEO の次に置かれることが多い。

CFO(最高財務責任者)

チーフ ファイナンシャル オフィサー

  • 迷ったらこれChief Financial Officer
  • ほかにCFO
CxO(最高〇〇責任者)

資金調達・予算・投資家対応まで含む財務のトップ。経理部長より広い役割。

注意 経理部長(Accounting Manager)とは別物。過去の数字を締めるのが経理、将来の資金を決めるのが CFO。

CTO(最高技術責任者)

チーフ テクノロジー オフィサー

  • 迷ったらこれChief Technology Officer
  • ほかにCTO
CxO(最高〇〇責任者)

技術戦略のトップ。スタートアップでは共同創業者が務めることが多い。

CIO(最高情報責任者)

チーフ インフォメーション オフィサー

  • 迷ったらこれChief Information Officer
  • ほかにCIO
CxO(最高〇〇責任者)

社内のIT・情報システムを統括する。製品を作る CTO とは担当範囲が違う。

CMO(最高マーケティング責任者)

チーフ マーケティング オフィサー

  • 迷ったらこれChief Marketing Officer
  • ほかにCMO
CxO(最高〇〇責任者)

マーケティングとブランドのトップ。外資系の日本法人にも置かれる。

CHRO(最高人事責任者)

チーフ ヒューマン リソーシズ オフィサー

  • 迷ったらこれChief Human Resources Officer
  • ほかにChief People Officer
CxO(最高〇〇責任者)

人事のトップ。テック系では Chief People Officer と呼ぶ会社が増えている。

CLO(最高法務責任者)

チーフ リーガル オフィサー

  • 迷ったらこれChief Legal Officer
  • ほかにGeneral Counsel
CxO(最高〇〇責任者)

法務のトップ。アメリカ企業では General Counsel のほうが一般的。

CISO(最高情報セキュリティ責任者)

チーフ インフォメーション セキュリティ オフィサー

  • 迷ったらこれChief Information Security Officer
  • ほかにCISO
CxO(最高〇〇責任者)

情報セキュリティの責任者。金融・IT で置かれることが多い。

本部長

ディビジョン ディレクター

  • 迷ったらこれDivision Director
  • ほかにHead of Division
  • ほかにGeneral Manager
部門長

複数の部を束ねる日系大企業の役職。執行役員が兼ねることが多い。

注意 Head of Sales のように、Head of + 担当領域と書くほうが海外の相手には役割が伝わる。

事業部長

ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれGeneral Manager
  • ほかにBusiness Unit Head
  • ほかにDivision Manager
部門長

一つの事業の損益に責任を持つ役職。外資系では Country Manager や VP が同じ層にあたる。

統括部長

シニア ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれSenior General Manager
部門長

複数の部長を統括する日系企業の役職。部長と本部長の間。

部長

ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれGeneral Manager
  • ほかにDepartment Manager
  • ほかにDirector
部門長

日系企業の英文名刺では General Manager が最も多い。外資系ではこの層が Director にあたる。

注意 外資系の求人で Director とあれば、多くの場合この部長クラスを指す。取締役の意味ではない。

副部長

デピュティ ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれDeputy General Manager
部門長

部長の代理を務める役職。Deputy は「代理・次席」を表す語。

注意 Vice は Vice President のように役員クラスで使う語。部長の下には Deputy を使う。

部長代理

アクティング ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれActing General Manager
  • ほかにDeputy General Manager
部門長

空席や不在の間だけ職務を代行するときは Acting、常設のポストなら Deputy。

次長

デピュティ ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれDeputy General Manager
  • ほかにSenior Manager
  • ほかにAssistant General Manager
部門長

部長の下、課長の上。金融機関に多い役職で、英文表記は Deputy General Manager が定番。

支店長

ブランチ マネージャー

  • 迷ったらこれBranch Manager
  • ほかにGeneral Manager, Branch
部門長

銀行・保険・小売の支店の責任者。名刺では Branch Manager, Osaka Branch のように地名を添える。

支社長

ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれGeneral Manager
  • ほかにRegional Head
  • ほかにHead of Regional Office
部門長

地域を任される責任者。国単位なら Country Manager を使う。

営業所長

セールス オフィス マネージャー

  • 迷ったらこれSales Office Manager
  • ほかにOffice Manager
部門長

支店より小さい拠点の責任者。

工場長

プラント マネージャー

  • 迷ったらこれPlant Manager
  • ほかにFactory Manager
部門長

製造業の定番。海外の取引先には Plant Manager のほうが通りがよい。

所長(研究所)

ディレクター

  • 迷ったらこれDirector
  • ほかにHead of Laboratory
  • ほかにLaboratory Director
部門長

研究所のトップ。研究機関では Director がそのまま所長を指す。

室長

オフィス マネージャー

  • 迷ったらこれOffice Manager
  • ほかにHead of Office
  • ほかにSection Manager
部門長

「〇〇室」の責任者。部と課の中間に置かれることが多く、規模で訳を変える。

課長

マネージャー

  • 迷ったらこれManager
  • ほかにSection Manager
  • ほかにAssistant Manager
管理職・リーダー

日系企業の英文名刺では Manager が一般的。組織図で部との階層を示したいときだけ Section Manager にする。

注意 外資系の Manager もほぼ同じ層。ただし外資系の Assistant Manager は課長より下(係長クラス)を指すので、課長に使うと格下に見えることがある。

課長代理

アクティング マネージャー

  • 迷ったらこれActing Manager
  • ほかにAssistant Manager
管理職・リーダー

一時的な代行なら Acting、常設のポストなら Assistant。

係長

アシスタント マネージャー

  • 迷ったらこれAssistant Manager
  • ほかにSupervisor
  • ほかにTeam Leader
  • ほかにChief
管理職・リーダー

課長の下で数人を見る役職。日系企業では Assistant Manager が最も無難。

注意 Chief は英語圏では Chief Executive Officer のような最上位を連想させる。係長に Chief を使うと過大に見えることがある。

主任

チーフ

  • 迷ったらこれChief
  • ほかにSenior Staff
  • ほかにTeam Leader
管理職・リーダー

部下を持たない現場の先任者。日系企業では Chief、外資系では Senior + 職種名(Senior Engineer など)で表す。

注意 英語圏に「主任」に一致する肩書きが無い。実際の役割が先任担当者なら Senior + 職種名のほうが正確に伝わる。

主査

シニア スペシャリスト

  • 迷ったらこれSenior Specialist
  • ほかにChief
  • ほかにProject Manager
管理職・リーダー

会社によって課長級にも主任級にもなる。役割で訳を選ぶ必要がある。

注意 自動車メーカーなどでは開発責任者を指す重い肩書き。組織図を確認してから訳す。

主幹

プリンシパル

  • 迷ったらこれPrincipal
  • ほかにSenior Specialist
管理職・リーダー

管理職と同格の専門職に付ける肩書き。技術系・研究系に多い。

グループ長

グループ マネージャー

  • 迷ったらこれGroup Manager
  • ほかにGroup Leader
管理職・リーダー

課の中のグループを見る役職。人事権があるなら Manager、実務のまとめ役なら Leader。

チームリーダー

チーム リーダー

  • 迷ったらこれTeam Leader
  • ほかにTeam Lead
管理職・リーダー

外資系やIT企業で一般的。Team Lead は口語でよく使われる短い形。

班長

チーム リーダー

  • 迷ったらこれTeam Leader
  • ほかにGroup Leader
  • ほかにForeman
管理職・リーダー

製造現場の班のまとめ役。工場では Foreman も使われる。

職長

フォアマン

  • 迷ったらこれForeman
  • ほかにSite Supervisor
管理職・リーダー

建設・製造の現場監督。屋外の現場では Site Supervisor が使われる。

店長

ストア マネージャー

  • 迷ったらこれStore Manager
  • ほかにShop Manager
管理職・リーダー

小売・飲食の店舗責任者。アメリカ英語では Store Manager が標準。

注意 飲食店では Restaurant Manager、ホテルでは General Manager と業態で変わる。

副店長

アシスタント ストア マネージャー

  • 迷ったらこれAssistant Store Manager
管理職・リーダー

店長の補佐。小売チェーンの標準的な英語表記。

マネージャー

マネージャー

  • 迷ったらこれManager
管理職・リーダー

英語では「部下の評価に責任を持つ人」を指す。人数ではなく人事責任の有無が基準。

注意 部下がいないのに Manager と名乗ると、外資系の面接では「何人見ていましたか」と必ず聞かれる。

シニアマネージャー

シニア マネージャー

  • 迷ったらこれSenior Manager
管理職・リーダー

Manager の上、Director の下。外資系・コンサルの標準的な階層。

ゼネラルマネージャー

ゼネラル マネージャー

  • 迷ったらこれGeneral Manager
  • ほかにGM
管理職・リーダー

組織全体の損益を見る立場。日系企業では部長の訳語としても使われる。

ディレクター

ディレクター

  • 迷ったらこれDirector
管理職・リーダー

外資系では部長〜本部長クラスの管理職。Manager の上に位置する。

注意 アメリカでは Director > Manager。日本語の「取締役」と混同しやすいので、社内での説明では「部長クラス」と補うと誤解が減る。

スーパーバイザー

スーパーバイザー

  • 迷ったらこれSupervisor
管理職・リーダー

現場のシフトや作業を管理する立場。小売・コールセンター・製造で一般的。

注意 Manager より現場寄り。予算や採用の権限までは持たないのが普通。

プロジェクトマネージャー

プロジェクト マネージャー

  • 迷ったらこれProject Manager
  • ほかにPM
管理職・リーダー

納期・予算・進行に責任を持つ役割。人事上の管理職とは限らない。

注意 PM は Product Manager の略にもなる。会話では略さずに言ったほうが誤解が起きない。

プロダクトマネージャー

プロダクト マネージャー

  • 迷ったらこれProduct Manager
管理職・リーダー

製品の方針と優先順位を決める役割。IT・SaaS で一般的。

テックリード

テック リード

  • 迷ったらこれTech Lead
  • ほかにTechnical Lead
管理職・リーダー

技術面のまとめ役。人事評価はマネージャーが持ち、設計判断をテックリードが持つ分担が多い。

一般社員

スタッフ

  • 迷ったらこれStaff
  • ほかにAssociate
  • ほかにTeam Member
担当者・専門職

役職の付かない社員。外資系では Associate が同じ層を指す。

注意 英文名刺では肩書きを書かず、部署名だけ書くほうが自然。無理に Staff と書く必要はない。

担当者

パーソン イン チャージ

  • 迷ったらこれPerson in charge
  • ほかにContact person
  • ほかにRepresentative
担当者・専門職

肩書きではなく役割の言い方。名刺には書かず、メール本文で使う。

注意 In charge person は誤り。正しくは the person in charge。窓口の意味なら point of contact が最も自然。

営業担当

セールス レプリゼンタティブ

  • 迷ったらこれSales Representative
  • ほかにAccount Executive
  • ほかにAccount Manager
担当者・専門職

新規開拓なら Account Executive、既存顧客の担当なら Account Manager。IT業界ではこの区別が明確。

エンジニア

エンジニア

  • 迷ったらこれEngineer
  • ほかにSoftware Engineer
担当者・専門職

職種名がそのまま肩書きになる。分野を付けて Software Engineer などと書く。

シニアエンジニア

シニア エンジニア

  • 迷ったらこれSenior Engineer
  • ほかにSenior Software Engineer
担当者・専門職

外資系では役職ではなく等級(グレード)を表す。Senior の上に Staff や Principal を置く会社もある。

技師長

チーフ エンジニア

  • 迷ったらこれChief Engineer
担当者・専門職

技術部門の最上位。ここは Chief を使っても大げさにならない数少ない肩書き。

デザイナー

デザイナー

  • 迷ったらこれDesigner
  • ほかにProduct Designer
  • ほかにGraphic Designer
担当者・専門職

分野を必ず付ける。Designer だけだと何を作る人か伝わらない。

秘書

セクレタリー

  • 迷ったらこれSecretary
  • ほかにExecutive Assistant
担当者・専門職

役員付きなら Executive Assistant(EA)。アメリカでは Secretary より EA が一般的。

注意 Corporate Secretary は会社法上の役職(日本の取締役会事務局に近い)で、まったく別の仕事。

アシスタント

アシスタント

  • 迷ったらこれAssistant
  • ほかにAdministrative Assistant
担当者・専門職

事務補佐。Assistant Manager(係長級の管理職)と混同されないよう Administrative を付ける。

事務職

アドミニストレイティブ スタッフ

  • 迷ったらこれAdministrative Staff
  • ほかにOffice Administrator
担当者・専門職

総務・庶務の担当。レジュメでは具体的な業務名を書くほうが評価されやすい。

正社員

フルタイム エンプロイー

  • 迷ったらこれFull-time Employee
  • ほかにPermanent Employee
雇用形態

期間の定めがないことを伝えたいときは Permanent。単に常勤という意味なら Full-time。

注意 英語の Full-time は勤務時間の話で、雇用期間の話ではない。無期雇用を伝えたいなら permanent を使う。

契約社員

コントラクト エンプロイー

  • 迷ったらこれContract Employee
  • ほかにFixed-term Employee
雇用形態

期間の定めのある雇用。レジュメでは Fixed-term のほうが誤解が少ない。

派遣社員

テンポラリー スタッフ

  • 迷ったらこれTemporary Staff
  • ほかにAgency Worker
  • ほかにContractor
雇用形態

人材派遣会社に雇われて別の会社で働く形。イギリスでは Agency Worker が一般的。

注意 アメリカには同じ制度がほぼ無い。temp や staffing agency という語を添えると伝わりやすい。

業務委託

インディペンデント コントラクター

  • 迷ったらこれIndependent Contractor
  • ほかにFreelancer
雇用形態

雇用ではなく業務単位の契約。請求書を出す立場かどうかで区別する。

パート・アルバイト

パートタイム エンプロイー

  • 迷ったらこれPart-time Employee
  • ほかにPart-time Staff
雇用形態

英語ではパートとアルバイトを区別しない。どちらも part-time。

注意 Arbeit はドイツ語由来の和製語で英語では通じない。Baito も通じない。

インターン

インターン

  • 迷ったらこれIntern
  • ほかにInternship Trainee
雇用形態

学生・未経験者の就業体験。期間を添えると経歴として伝わりやすい。

注意 Internship は制度・期間そのものを指す語。人を指すときは Intern。

新入社員

ニュー ハイア

  • 迷ったらこれNew Hire
  • ほかにNew Graduate
  • ほかにEntry-level Employee
雇用形態

新卒であることを言いたいときは New Graduate。中途を含む入社直後は New Hire。

注意 「新卒一括採用」は日本特有の制度。海外の相手には entry-level と言い換えるほうが通じる。

出向

セコンドメント

  • 迷ったらこれSecondment
  • ほかにAssignment to an affiliated company
雇用形態

在籍したまま関連会社などで働く形。イギリス英語では secondment が定着している。

注意 アメリカでは通じにくい。temporary transfer と補足すると伝わる。

駐在員

エクスパトリエイト

  • 迷ったらこれExpatriate
  • ほかにExpat
  • ほかにOverseas Assignee
雇用形態

海外拠点に赴任している社員。会話では expat と略される。

日系の役職と外資系の職位は、階層がずれている

日本語の役職をそのまま英語にしても、外資系企業の中での立ち位置は伝わりません。外資系は役職名ではなくグレード(等級)で階層を管理しているためで、応募や社内異動で読み違えると年収レンジを大きく見誤ります。事業会社でよくある対応は次のとおりです。

外資系の等級日系のおおよその役職経験年数の目安
Analyst / Associate一般社員0〜3年
Senior Associate / Specialist主任・係長3〜6年
Manager課長6〜10年
Senior Manager次長・部長8〜13年
Director部長・本部長10〜15年
Senior Director本部長13年〜
Vice President (VP)本部長・執行役員15年〜
Senior Vice President (SVP)常務・専務18年〜
Executive Vice President (EVP)副社長20年〜
C-level (CEO / COO / CFO)社長・CxO-

いちばん注意が必要なのが Vice President(VP) です。事業会社の VP は役員クラスですが、投資銀行や証券会社では VP が中堅の実務責任者、つまり日系の課長クラスを指します。同じ単語で階層が2段も3段も違うので、金融の求人を読むときは別の表として覚えてください。

投資銀行・コンサルの等級日系のおおよその役職補足
Analyst一般社員新卒で入る最初の等級。
Associate一般社員・主任MBA 採用の入り口でもある。
Vice President (VP)課長ここが最大の落とし穴。投資銀行の VP は役員ではなく中堅の実務責任者。
Director / Executive Director部長案件を任される層。
Managing Director (MD)本部長・役員収益に責任を持つ最上位。日本の常務取締役の訳語としての Managing Director とは意味が違う。
Partner共同経営者コンサルや会計事務所の最上位。会社の持ち分を持つ立場。

レジュメに肩書きを書くときは、等級名だけでは伝わりません。「何人を見ていたか」「いくらの予算を持っていたか」を1行添えると、階層の違いを越えて役割が伝わります。書き方は英文レジュメの書き方にまとめています。

英文名刺の書き方

英文名刺は、上から氏名 → 肩書き → 部署 → 会社名 → 連絡先の順が基本です。日本語の名刺と逆で、会社より先に個人が来ます。

項目書き方
氏名Taro Tanaka(名 → 姓)が今も主流。政府の方針で Tanaka Taro と姓を先に書く例も増えていて、その場合は TANAKA Taro のように姓を大文字にして区別する
敬称自分の名前に Mr. / Ms. は付けない。敬称は相手が使うもので、自称すると不自然に響く
肩書きGeneral Manager のように単語の頭を大文字にする。長い場合は General Manager, Sales Division と部署をカンマでつなぐ
部署Sales Department のように Department まで書く。名刺の幅が足りなければ Sales だけでもよい
会社名登記されている英文商号をそのまま使う。Co., Ltd. / Inc. / K.K. は自社の表記に従い、勝手に変えない

肩書きと部署の階層は、大きい順に Division > Department > Section > Teamが目安です。会社ごとに呼び方が違うので、社内の英文表記が決まっているならそちらが最優先です。

Manager と Director は、国で上下が入れ替わる

アメリカ企業では Director が Manager より上 です。Manager がチームを見て、その上の Director が部門を見る、という順番になります。日本で外資系企業といえば米系が多いので、この順番で覚えておけばだいたい合います。

ところがイギリスやオーストラリアの企業では、Manager がかなり上位の職位を指すことがあります。イギリスでは Managing Director が会社の最高責任者(アメリカの CEO にあたる)を意味する会社も珍しくありません。同じ Director でも、米系なら部長クラス、英系なら取締役ということが起こります。

実務での回避策 肩書きだけで判断せず、「Who do you report to?(誰に報告していますか)」「How many people are on your team?(チームは何人ですか)」と聞いてしまうのがいちばん速いです。英語圏では失礼な質問ではありません。

メールでは役職で呼ばない

日本語の「田中部長」をそのまま英訳して Dear Manager Tanaka, と書くのは誤りです。英語では役職を敬称として使いません。正しくは Dear Ms. Tanaka, のように敬称 + 姓です。

場面書き方
初対面・社外Dear Ms. Tanaka,(姓のみ。ファーストネームは付けない)
相手の性別が分からないDear Taro Tanaka,(フルネームで書けば敬称は不要)
2回目以降・社内Hi Taro,(外資系では上司にもファーストネームが普通)
担当者名が分からないDear Hiring Manager, / To whom it may concern,(後者は今はかなり硬い印象)

例外は、Dr.(博士)と Professor(教授)のように資格や学術上の称号にあたるものだけです。President や Director を敬称の位置に置くことはありません。書き出しから結びまでの定型は英語メール フレーズ集にまとめてあります。メール本文に出てくる CC や FYI などの略語は英語ビジネス略語 一覧を見てください。

面接で肩書きを聞かれたら

外資系の面接では、肩書きそのものより「その肩書きで何をしていたか」が問われます。日本の役職名は相手に通じないという前提で、次の3点を1文ずつ用意しておくと詰まりません。

  • 近い英語の等級を1つ言う。I was a section manager, which is close to a manager level here.
  • 人数を言う。I led a team of eight.
  • 責任範囲を言う。I owned the annual budget for the department.

聞かれやすい質問と答え方は英語面接の想定質問に、会議での言い方は英語会議 フレーズ集にまとめています。

よくある質問

Q.部長は英語で General Manager と Director のどちらですか?

どちらも間違いではありません。日系企業の英文名刺では General Manager が最も多く使われています。一方、外資系企業では部長クラスの管理職を Director と呼ぶのが普通で、Manager の一つ上の階層にあたります。日系企業に勤めていて社外の相手に立場を伝えたいなら General Manager、外資系の求人に応募するときは Director という語がどの層を指しているかを意識して読むのが安全です。

Q.取締役を Director と訳すと誤解されるのはなぜですか?

英語の Director には二つの意味があるからです。一つは取締役会(Board of Directors)のメンバーという会社法上の意味、もう一つは外資系企業で部長クラスを指す管理職の等級です。名刺に Director とだけ書くと、海外の相手には後者、つまり部長クラスに読まれることがあります。取締役であることを伝えたいときは Member of the Board や Board Director と書くか、代表権があるなら Representative Director を併記してください。

Q.主任や係長に Chief を使ってもいいですか?

日系企業の英文名刺では実際に使われていますが、英語圏では Chief Executive Officer のように最上位を連想させる語なので、実際より上に見えることがあります。役割が数人のまとめ役なら Assistant Manager や Team Leader、部下を持たない先任担当者なら Senior + 職種名(Senior Engineer など)のほうが正確に伝わります。社内で決まった英文表記があるなら、まずそれに従ってください。

Q.社長は President と CEO のどちらで名乗るべきですか?

海外の相手に「この会社のトップである」と最も速く伝わるのは CEO です。アメリカでは President を CEO の下(No.2)に置く会社も多いため、President だけだとトップだと伝わらないことがあります。日本の会社法には CEO という役職が無く、法的な代表権は代表取締役にあるので、契約書などの正式書類では President and Representative Director を使い、名刺やプロフィールでは President and CEO と書き分けている会社が多いです。

Q.総務部や経理部は英語でどう書きますか?

総務部は General Affairs Department、経理部は Accounting Department が定訳です。ただし総務部は日系企業特有の部署で、英語圏には同じ範囲を担う部門がありません。実際の仕事が備品や施設の管理なら Office Management や Facilities と書いたほうが伝わります。経理と財務も英語では分かれていて、確定した数字を記録するのが Accounting、資金調達や予算を扱うのが Finance です。

Q.英文名刺で Department と Division はどう使い分けますか?

大きさの順は Division(本部・事業部)> Department(部)> Section(課)> Team(係・チーム)が目安です。ただし会社によって呼び方はばらばらで、絶対的な決まりはありません。名刺に書くときは社内の英文表記に合わせるのが最優先で、決まりが無ければ部は Department、その上の組織は Division としておけば海外の相手にも規模感が伝わります。

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肩書きを言えても、そのあとが続かない

自己紹介で詰まるのは肩書きの単語ではなく、そのあとの「何をしている部署か」の一文です。Inko なら60秒だけAIに自分の仕事を説明して、言えなかった言い方がノートに残ります。

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